JICA職員、入札参加企業に情報漏えいの疑い…ODAによるフィリピン鉄道改修事業(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
ODAに関し、日本側の実施機関であるJICAの秘密情報の漏えい疑惑が明らかになるのは極めて異例。途上国のODAでは、JICAの見積額を踏まえて相手国が入札予定価格を設定することが多いとされ、漏えいにより入札が形骸化していた可能性もある。
職員には、入札不調などで事業が停滞する事態を回避するため、受注する企業を事前に確保しておく狙いがあったとみられるという。
こういった構図は、公務員が関与する官製談合でよく見られますし、また、こういった行為には贈収賄が伴うことが少なくなく、由々しき問題と言えるでしょう。
海外が舞台になることで、日本の捜査機関の摘発がしにくい状況が悪用されることも十分にあり得ることです。
中途半端な処分で終わらせるのではなく、徹底した調査が行われる必要性を感じます。