- 作者: 小和田哲男
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
- 発売日: 1997/09/04
- メディア: 単行本
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先日、本ブログでもコメントしたように、
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20090704#1246703009
北政所と淀殿―豊臣家を守ろうとした妻たち (歴史文化ライブラリー)
- 作者: 小和田哲男
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2009/06/01
- メディア: 単行本
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を読んでおもしろく、読了後、以前に購入して少し読んだだけになっていた「戦国三姉妹物語」も、この際、読んでおこうと思い、一昨日と昨日、用事があって郷里の広島に帰省した際に、行き帰りの飛行機の中で読みました。
よく知られているように、浅井長政とお市の方の間には、茶々(後の淀殿)、初(後に京極高次の正室)、小督(後に徳川秀忠の正室)の三姉妹があり、特に小督は、秀忠との間に生まれた子のうち、家光は3代将軍となり、和子は天皇の御台所となって後の天皇を産んで、将軍家と皇室の双方に、浅井家、織田家の血統を伝えるなど、戦国末から徳川幕府初期において重要な役割を果たした姉妹です。この本では、三姉妹の歩みが、当時の歴史の流れの中で、わかりやすく解説されていて、「北政所と淀殿」に続けて、興味深く読むことができました。
2011年のNHK大河ドラマは、小督を主人公にした「江 〜姫たちの戦国〜」になったということですが、
http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2000/21488.html
やや早いながら、2冊読んで、その予習にもなったような気もしています。