首都圏連続強盗 千葉など4都県警が合同捜本 指示役特定、全容解明へ | 千葉日報オンライン
私が1997年から2000年にかけて静岡地検で勤務していた当時、複数の都道府県警察にまたがる刑事事件を担当したことがあって、その際、静岡県警本部に広域捜査官というポストの人がいたので、聞いたところ、それまであったオウム真理教関連事件などで都道府県警察をまたがる事件での捜査協力がうまくいかなかったことから設けられたポストだと聞いた記憶があります。周囲からは「こーそーかん」と言われていたのが今でも印象に残ります。今は名前も役割も変わっているかもしれません。
都道府県警察体制において、広域捜査は常に課題とされてきましたが(グリコ・森永事件でもその失敗が犯人検挙を困難にしたことが思い出されます)、縄張り意識を捨てて、真相解明のため効果的な協力体制を構築してほしいものです。