オンライン診療でも「マイナ保険証」、政府が24年導入の方針

オンライン診療でも「マイナ保険証」、政府が24年導入の方針(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

新たなシステムでは、まず、患者が自分のスマホにオンライン診療の予約ができる専用アプリをインストールする。その後、スマホにカードをかざして読み取れば、政府が新たに構築する全国統一のウェブサービスに接続され、情報閲覧に同意するか尋ねる画面が表示される。患者が同意すれば、医療機関の端末に情報が取り込まれる仕組みだ。

そういったシステムになれば便利ですが、個別で、バラバラにサービスを作るのではなく、全体として使いやすい、便利なシステムを構築してほしいですね。

例えば、現在は、別々の病院で診察、治療を受けている、その経過やデータを病院、医師相互で参照することは、基本的にはできないはずですが、それができるようになれば(患者本人の同意に基づく必要がありますが)、現状のように、タコツボ的になってしまっているのが建設的に連携でき、無駄も省けて合理的なものになっていくでしょう。

デジタルとかDXとか、やかましく言われますが、それらはあくまでも手段であって、人がどういうサービスを有機的な、役立つものとして使いたいのか、目的がまず明確にならなければならないと思います。現状では、目的が曖昧なまま、手段に関する議論ばかりされるという、本末転倒なことが起きやすい印象を私は受けています。