ウクライナ侵攻の口実映像、ロシアが制作計画 米国防総省暴く

ウクライナ侵攻の口実映像、ロシアが制作計画 米国防総省暴く(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

カービー氏は「偽装攻撃の一環として、ロシアは真に迫ったプロパガンダ動画を作製するとみている。遺体や嘆き悲しむ人々を演じる俳優、破壊された場所を撮影した映像となるだろう」と説明。ウクライナに対する報復の正当性を補強するため、映像の中に登場するウクライナ側の装備に関しては、欧米諸国から供給されたものであるように見せかける計画もあるとした。

実際にそのような計画があるかどうかはともかく、現代の戦争は、狭い意味での軍事力だけでなく、偽情報を流して撹乱するなど様々な手段を駆使したハイブリッド戦として展開されるものになっています。民主国家であればあるほど、国民の心理的動揺はその国の方針、軍事上の作戦に大きく影響しやすいでしょう。

日本の防衛を考える上でも、単に狭い意味での軍事面だけでなく、ハイブリッド戦を仕掛けられた際に、どこまで対応し持ちこたえられるかが厳しく問われる局面に来ていると思います。

例えば、表面上、非武装中立を唱え平和を訴える勢力が、実は敵から様々な援助を受け日本を軍事的に無力化して敗北させようとしている勢力かもしれません。

憲法を改正すればどうなる、という問題ではなく、現実的に、どこまで日本を守り抜けるのか、そこを真剣に考えないと実に危ういと思います。