東陽町駅で視覚障害者の男性が転落し死亡 ホームドアは稼働開始前 東京メトロ

東陽町駅で視覚障害者の男性が転落し死亡 ホームドアは稼働開始前 東京メトロ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

東京都盲人福祉協会の市原寛一常任理事は「ホームドアを設置しているのにまだ稼働していない駅での事故が多発している。視覚障害者は白杖がホームドアに当たると、稼働していると勘違いすることがある。設置したら一日も早く稼働させてほしい。稼働前は警備員を配置している駅もあり、ホームドア移行期の転落防止策も求めたい」と話している。

 電車を利用していると、ホーム上で、白杖を持ちて手探り状態で歩いている視覚障害者の人を見ることがあり、声をかけ手伝ってあげたいと思いつつ、余計なことと取られるのではないかという思いもあって、なかなかできない、ということがあります。

ホーム上に、ボランティアとか、シルバー人材センターの人とかにいてもらい、視覚障害者の人がいて困ったり戸惑ったりしているようであれば、適宜、声をかけるということはできないものでしょうか。すべての駅は難しくても、上記のような事故が多発している駅に、重点的に配置しておくことはできるでしょう。

そういう配慮ができる、実際に行える、人に優しい社会でありたいものです。自分には関係ない、と思っていても、いずれはそうは言っていられない、優しさによって救われる、人の社会というのはそういうものだと思います。