「腐ったレタスで命をつないだ」加速する貧困に、あしなが育英会が1人20万円の年越し緊急支援金

会見に出席した女性は涙を流しながら、政府の観光支援策「Go To トラベル」について、「あしなが育英会の子どもも親も旅行にいく余裕なんてありません。1日1食取れるかどうかの日もあります。旅行に行ける家庭に税金を使うのではなく、本当に困っている家庭を助けて欲しいです」と訴えた。

「Go To トラベル」で旅行業界に恩恵を及ぼせば、選挙の際に恩を着せて集票に結びつけられますが、こういった遺児や家族にお金を給付しても集票には結びつかない、集票に結びつかない人々は後回し（の上で放置）ということでしょうね。

議会制民主主義というのは、集票に結びつかない人々は見捨てられるシステムであり、そこに、この制度の致命的な欠陥があると思います。

とはいえ、上記のような窮状を放置すべきではなく、早急な、実効性ある対策が必要です。具体的な手が打てないのが、非常に残念です。