東京のバリアフリー化はどこまで進んでいるか

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161008-00010001-videonewsv-soci

例えば、東京の地下鉄ではまだエレベーターすら完備されていない駅が、多く残っている。ホームに転落防止柵が完備されていない駅も多く、視覚障害者が線路に転落する事故が後を絶たない。エレベーターが設置されている駅でも、車椅子利用者は一旦地上に出て横断歩道を渡り、反対側のエレベーターに乗り直さなければ、乗り換えさえできないところが多い。しかも、エレベーターが設置されている駅でも1基しかないところがほとんどで、それを高齢者やベビーカーの利用者などが共有しているため、いつも長時間待たされる覚悟をしなければならない。

私は、以前、左膝がひどく痛かったり、痛風の発作に襲われたりして、激痛に耐えながら移動することがあったのですが(最近は幸いそういうことがなく済んでいます)、そういう状態で、例えば地下鉄の駅にいると、下りに階段だけしかなくエレベーターがないのがひどく辛かったり(膝が痛むと上りより下りの階段のほうが膝に負担がかかかります)、問題がない状態ではわからない、見えないことがわかって見えてきて、随分と勉強になった記憶があります。バリアフリー化を強力に推進するためには、不自由している人々の意見をよく聞いて生かすことがとても大切なことでしょう。
徹底的に問題点を洗い出して早めに改善へと移行しないと、東京オリンピックには間に合わなくなってしまいます。早急な対応を要します。