電話、リモコンに付着　クルーズ船ウイルス調査　感染研 - 弁護士落合洋司（東京弁護士会）の日々是好日

クルーズ船の共有部分、居室、船内の空気などから採取した計601検体を検査した結果、感染者が利用した33部屋のうち21部屋でウイルスを検出。電話機やテレビのリモコン、机などのほか、トイレの床や枕などで多かったという。

この調査結果から言えるのは、ホテル等で前の宿泊者が感染者であった場合、部屋中が念入りに消毒されていないとウイルスが残存している可能性が高いということでしょう。ホテル等の体制にもよりますが、そう言った念入りな消毒を、チェックアウトごとに行うのは現実的にはかなり困難ではないでしょうか。

そうすると、宿泊すること自体に感染リスクが伴う（前の宿泊者次第ですが）ということになります。

残念ながら、現状では、極力、そういった宿泊を避けるしか自衛手段がないでしょう。やむを得ず宿泊するのであれば、前の宿泊者が触った可能性があるところには触らない、厳重にスリッパ着用、テレビを観るならリモコンは消毒措置、と、神経使って対処する必要があると思います。