http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160806-00000003-awire-bus_all
新千歳空港で8月5日午後0時10分すぎ、若い女性客1人が国内線ターミナルの保安検査場で金属探知機を通過せず、羽田行きに搭乗して出発するトラブルがあった。この影響で機内や搭乗待合室など、制限エリア内にいた約1000人にのぼる全乗客がエリア外に出され、保安検査がやり直しとなり、欠航や大幅な遅延が発生した。
保安検査場の警備会社からは、同便の出発までにエア・ドゥへ連絡はなく、女は搭乗口の係員に「搭乗券をなくした」と話し、購入履歴や本人確認がとれたことで、同便に搭乗した。
時々、こういうことが起きていますが、私自身、国内線を利用していて、保安検査場で検査に従事する係員のスキルには空港や人によりばらつきを感じますし、強行に、あるいは強引に、そこを突破されることをそもそも想定していなくて、突破されるとなすすべもないというのが実状ではないかという気がします。保安検査に、記事にあるような重大な意味を持たせるのであれば、検査を経ない人は制限エリアにそもそも入り込めないように、より厳重な仕組みを構築しておく必要があるのではないでしょうか。
今後、日本人だけでなく様々な外国人も日本各地の空港を利用する機会がますます増える中、言葉の行き違いなどで同種のトラブルが起きる可能性もそれだけ増加しそうで、気になるとともに、十分な対策を講じておいてほしいと感じました。