http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131210/k10013715851000.html
総務省によりますと、国家公務員のことしの冬のボーナスは、管理職を除いた平均年齢36.4歳の職員でおよそ57万1800円と、去年に比べて6500円増えました。
年間のボーナスの支給額は平均でおよそ109万5100円で、去年より1万6000円余り増えましたが、過去最高だった平成10年に比べると30%近く減少しています。
微増ではあるものの、15年前と比べると全体としてかなり減っている、ということになりますね。平成10年といえば、私が検察庁を辞める2年ほど前で、当時は恵まれていたのだな、と感じます。
私は、昭和62年に司法修習生になり、その後、平成12年8月に検察庁を退職するまで、13年余りの間、ボーナスを支給されていて、今振り返ると、ありがたいお金だったな、ということをしみじみと感じます。しがない弁護士になり細々と生活しているので、余計にそのように感じるかもしれません。ボーナス、というものから、過去に、それで何かを買ったりそれをあてにして買い物していたりといった、ほのぼのとした幸福感がじわっと蘇ってくるような気がします。もう、あのような幸福感はないのだな、と思うと寂しいですね。
公務員の人々には、ボーナスをしっかりと有意義に活用し、買うべきものはどんどん買って景気も刺激してほしい、ますます頑張って国民のために働いてほしい、と思います。