パナソニックが「ドコモから撤退」を示唆 “ツートップ戦略”で高まる国内メーカーの不満の声

http://exdroid.jp/d/58700/

メーカーの立場から考えれば、せっかく端末を開発してもツートップに入れなければ切り捨てられる、というのはあまりにもリスクが高い。不毛な競争から離脱するべく、提供を見送るメーカーが出るのも仕方がないのかもしれない。

この記事は日本のメーカーに同情的に仕立て上げられていますが、では、日本のメーカーが、買った人が満足できる製品を供給してききたのか、というと、それは(例外はあるとしても)「否」でしょうね。発熱する、フリーズする、もっさりとしている、バッテリーがもたない等々、悪評は、ネットで検索すれば山のように出てきます。利用者も、次第に情報が増え目も肥えてきて、そういったポンコツな日系スマートフォンには手を出さないようになってきている面もあるでしょう。
グローバルに展開して売ることもできず、日本国内だけでガラパゴス的にしか売れない製品に、ドコモが見切りを付けるのも無理はなく、切り捨てられて文句を言う前に、切り捨てられないような、魅力的な製品を世に出すべきだと思います(今さら無理とは思いますが)。それが無理なら、さっさと見切りをつけて撤退すべきでしょう。
こういったドコモの動きは、iPhone販売へ向けての準備、地ならし、という見方も可能という気もします。駄目なスマートフォンは切り捨て、iPhone販売を開始すれば、iPhoneと売れるAndroidスマートフォンを併売して売りまくる、という戦略が存在しているような気がしてなりません。