iPhoneとアンドロイド携帯のシェア拮抗〜日本では依然としてiPhone人気顕在か

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日本の消費者に対し、新規契約又は機種変更を行ったスマートフォンの機種を聞いたところ、iPhoneが49.2%、Android携帯が45.8%という結果になった。

そして同じ時期に8か国の消費者に対し、同様の質問をしたところ、各国ともにAndroid携帯のシェアが最大となった。iPhoneのシェアがAndroid携帯のシェアよりも高いのは日本だけであることが明らかになった。

私は、今年に入り何度かシンガポールへ行き、市内を歩いたりMRTに乗ったりして現地の人が持っているスマートフォンを見ていると、iPhoneは、多くてせいぜい3割程度、という感じで、android端末が圧倒的多数を占め、あくまでも見た感じですが、サムスン製品がよく目につきました。新規・機種変更でiPhoneが約5割に達している日本は、iPhone比率が相当高い、というのは、シンガポールで受けた印象とも一致します。
日本の場合、androidのグローバル市場とは、はずれている面があって、国産メーカー製の、androidの世界ではガラパゴスな粗悪品を散々つかまされてきたという不幸な経緯があったこともその原因ではないかと思いますが、これだけiPhone優位な市場になっているのは厳然たる事実ですから、今後も、米国と並びiPhoneが売れる国である状態は当面続きそうです。ドコモもiPhoneを売らないと、ますます客が他社に流れて行くでしょう。
ただ、androidも、最新のGalaxyS4、HTC ONEといったグローバル端末では、強力なCPUを搭載し、iPhoneを凌駕する域にまで達している、完成度の高い製品になっていて、こうしたiPhoneに対する高い支持も、どこまで続くか予断を許さないものはあると思います。