<阪神大震災18年>命守る教訓、次へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130117-00000031-mai-soci

神戸市灘区の主婦、竹場典子さん(47)はあの時、1月9日に生まれたばかりの長男に自宅2階で授乳していた。激しい震動で自宅はつぶれ、母と1歳2カ月の長女を亡くした。「『助けて』という声を何度も聞いたが、どうすることもできなかった」。長女が生きていれば今年、成人式だった。「華やかな振り袖姿を見てみたかった」。ろうそくの前で黙とうすると、涙があふれた。

平成7年というのは、大変な年で、1月に阪神・淡路大震災、3月に地下鉄サリン事件警察庁長官銃撃事件が起きオウム真理教への強制捜査が始まり、私も、その1年が終わった時に、今年は長くて大変な年だった、と感じた記憶があります。1月17日当時は、まだ名古屋地検勤務で、名古屋でもかなりの揺れを感じて目が覚め、その後、テレビで、震災の様子が次々と報じられて、大変なことになったと、現実に起きていることとはにわかに信じられなかったことも思い出されます。あれから18年、時の流れの早さを感じます。
日本は、地震とは逃れられない国であり、地震が発生し、建物や物の損害は生じても、人身の被害は最小限度に押さえこむ、という防災対策が今後も必要だと思います。