発熱しやすい国産バッテリー原因か 専門家「墜落の恐れもある」

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130116/dst13011623120028-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130116/dst13011623120028-n2.htm

今回は単なる初期不良と質を異にするとされる。航空安全コンサルタントの佐久間秀武氏は「満タンまで燃料を積む長距離便の燃料漏れなどはよくあるが、バッテリー異常で制御系統に支障が出ると、墜落の恐れもある」と危険性を指摘する。

東京工業大の花岡伸也准教授(航空政策)も「リチウム電池は燃えやすい素材。特に航空機では気圧の変化で膨張や収縮を繰り返し、発火につながる恐れがあった」としている。

私は、B787に乗ってシンガポールを往復したこともあり、国内線でも何度も乗っていて、その乗り心地の良さや居住性の良い機内などを高く評価しています。ただ、様々な新技術を駆使しているだけに、克服しなければならない課題をいくつも抱えているようですね。
墜落の恐れもあるような危険な状態で飛行させる、ということは、到底できないことで、運行停止になった今こそ、徹底的に問題点を抽出して、安心して乗ることができる状態にしてもらいたいと思います。
こういう事態になってみると、特定の機種に大きく依存する、ということのリスクも感じます。ANAJALも(特にANA)、B787への依存度を高め過ぎていた、ということも言えるかもしれません。