韓国テレビ局が写真をわい曲報道した疑い、「大地震をお祝い」横断幕問題

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問題の横断幕は、27日に韓国全州で行われたアジア・チャンピオンズリーグACL)準々決勝、セレッソ大阪全北現代の試合で、全北側の応援席に掲げられた。「日本の大地震をお祝います」(お祝いします)と日本語で記され、内容は東日本大震災に遭った日本を中傷するものだった。
MBCの報道番組「ニュースデスク」は29日、同事件について報道。しかし、証拠としてテレビに映し出された写真は、横断幕の後ろで何十人もの全北現代サポーターたちが応援しているように加工されたものだった。

全北サポーターのチョ・ドンホ会長は、「合成写真の方には(横断幕とは関係のない)自分が映っている」と激怒し、一部のサポーターによる行動を全北サポーターの総意のように報じたニュースデスクに対し、断固とした措置を取ると述べた。韓国で大騒ぎとなっている横断幕問題は、犯人捜しも始まり、まだまだ波紋を広げそうだ。

昔、検察庁にいた当時、ある事件で、韓国系のグループを参考人として取調べることになり、警察からは、昔から日本や日本の権力機関には反感を持っている人が多いので十分注意してほしいと言われていましたが、応援で投入していた検事、副検事には、捜査の意味や必要性を、我慢強く説明して、決して声を荒らげたりせず慎重に事情聴取してほしい、と予め言って捜査を進めたところ、こちらの意図をよく理解し、かえって感激もしてくれて、捜査が円滑に進んだということがありました。日本人よりも、国民性として「熱い」人が多いという印象があり、また、儒教による影響が強い面もあるので、上記の事件については、日本人以上に憤ってる人が多いのではないかと推察されます。それだけに、こういった、印象操作にもつながる合成に激怒する、というのもよくわかる気がします。
画像関係では、こういった合成が、さしたる技術がなくても簡単にできてしまい、かつ、ツイッター等の即時性が強い手段であっという間に拡散することもできてしまいますから、誤った情報により印象操作、世論操作がされやすい危険性が大きく高まっているということは言えるでしょう。そういった危険性を認識しつつ、おかしなこと、間違っていると思われることには、遠慮せずどんどん発言するというカルチャーも、ますます重要になるのではないかという気もします。