マイナカード書類を別人に交付 氏名、住所、生年月日など記載 千葉市中央区役所、システム入力誤り | 千葉日報オンライン
同区市民総合窓口課によると、19日に窓口を訪れた10代女性に交付する際、システム入力を誤り、直前に対応していた30代女性の情報に基づく交付申請書を手渡した。交付前に氏名の確認を怠っていたという。
私もマイナンバーカードを持っていて、最近は使える場面が増え、便利にl案じている一方で、心配なのは、自らの情報が一元的に管理され簡単に引き出せる状態になればなるほど、悪用された際の被害も取り返しがつかないほど甚大だということですね。
処理の全てを機械化、自動化することはできず、どうしても人が介在することになります。人が介在すればどうしてもミスが起きます。上記の例はその一環でしょう。情報を持ちすぎない、必要がなくなれば削除してしまう、という情報管理の在り方も、漏洩を防止する上での有効な方法ですが、マイナンバー制度は、膨大な情報を一元的に管理、処理する利便性を重視するあまり、それによる危険性が置き去りにされていっている、そういう印象を受けるものがあります。
我々は、便利であると同時に危険な世の中に身を置くしかなくなっているということでしょう。逃げ場はありません。