これが「iPad 2」のパッケージングデザインの秘密、徹底的な合理化とシンプルさを解説&フォトレビュー

http://gigazine.net/news/201110528_ipad2_packaging_design/

Appleは買ってきて開けるまでの過程を明確に他社製品と差別化しており、ユーザー体験の満足度を向上させ、所有欲を満たすようにできています。これら一連のパッケージングデザインは単なるインパクト狙いや俗に言うAppleの哲学、要するに創業者であるスティーブ・ジョブズの美学だけに基づいたものではなく、徹底的にユーザビリティをまず考慮しており、その上で成り立たせているものであるということが、実際の具体的なパッケージングデザインを見るとよく理解できます。

以前から、いくつかのApple製品を購入して開ける都度、他のメーカーの製品とはパッケージからして違うなという漠然とした印象を抱いていましたが、こうして記事を読むと、製品だけでなく、パッケージについても、1つ1つが考え抜かれて作られているということがよくわかりますね。
製品が優れたものであるべきなのは当然のことですが、それを、自分の生活の中で心から楽しみつつ使う、持ち、使う喜びを感じる、ということについて、Appleが考えに考え抜いていることに、学ぶところはとても大きいということを感じます。日本文化の中で発達してきた「もてなし」の精神にも通じるものが、そこにはあるようにも思います。この記事を読んでいると、買おうか、どうしようかと迷っているiPad2が欲しくなる、という人も、おそらく、かなりいるでしょう。その気持ちに忠実に、さくっと買ってしまいましょう。