警察庁:外部記録媒体の使用最少に 警備・公安部門で検討

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110201k0000m040014000c.html

警察本部内のネットワークに接続できるパソコンと、警察庁への伝送システムにつながるパソコンがオンライン化されていないため、データを移す際に記録媒体の使用が避けられない警察本部が半数程度あることが判明した。
また、記録媒体の使用履歴(ログ)の保存が十分でないパソコンが複数の警察本部で見つかった。

ログの保存が十分でない、というのは、論外と言うしかないですね。
業務上で使用するPCについては、USBメモリ等の外部記録媒体は、一切使えないようにして(物理的に使用不能にする)、何らかの理由でそういった媒体にデータを記録する場合は、厳重な手続の下で行うというフローを確立する必要があるでしょう。
シンクライアントを徹底し、PC内にデータが保存できるのは、警察本部や警察署内のPCだけにして(それも必要最小限度で)、外部へ持ち出す(その可能性があるものも含む)PCでは、一切、データを持たない、残さないということを徹底すべきではないかと思います。
今頃、記事にあるようなことを言っているような、警察の情報管理体制のお粗末さは、それ自体が国民の平穏な生活にとっての脅威と言っても過言ではないでしょう。