http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20423266,00.htm
そこで2007年10月14日に提供開始されたのが、権利者が自身のコンテンツを発見して管理できる「コンテンツIDシステム」だ。権利者がYouTubeのバックエンド上に動画を登録し、同一の動画をユーザーが投稿できないように設定することで、該当動画の投稿をブロックできる。映像は連続した写真(1秒30フレーム)で構成されており、コンテンツIDシステムではこれらのフレームに含まれる光の要素の変化を数値化している。加工されていた動画であっても、光の変化によって数値が合致するため検出できるという。
投稿をブロックされたユーザーには、権利者によってブロックされたという旨のメールが届き、権利者にもブロックした結果のレポートが届く。また権利者は、世界255の地域別に動画の公開範囲をコントロールできる(例えば、米国では公開するが、日本では公開しないなど)。
かつては、著作権侵害の温床のように言われていたyoutubeですが、権利侵害対策がここまで進んでいるというのは、努力の成果であると思われ、評価すべきでしょうね。
こうした技術が、他の動画サイトで共有できるものかどうかは、よくわかりませんが、共有できれば、権利侵害対策がより進むことになるでしょう。グーグルのような、資金力、技術力のある組織がこうした技術を開発し、サービスに実装して元を取るとともに、他でも利用できるようにする、という、うまい仕組みができると良い、と感じます。