海外から引く手あまたのはずが…JALリストラパイロットの“明暗”

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101124-00000301-sasahi-bus_all

「ただし、世界の貨物専用機は将来もジャンボが主流です。しかも中国では、航空旅客だけでなく航空貨物も爆発的に増えています」(WASINCの高橋佳裕・財務担当役員)
中国国際貨運航空では、最大80人のJALの機長を受け入れる用意があるという。応募条件は57歳以下、機長としての操縦時間が500時間以上など。2年契約で年収約20万ドル(約1600万円)というから、更生できた場合のJALの機長とあまり変わらない。このほか、中国の中堅航空会社やトルコ航空などが、別機種のパイロットも募集しているという。

私は転職経験者で、良いことばかりではないにしても、自分をうまく活用できない組織で立ち枯れて腐って行くより自分を必要としている場で働いたほうが良いということを実感していますが、転職したことがないと、「良いことばかりではない」点が気になって、思い切って踏み出せない、ということになりがちなことも理解はできますね。
ただ、現役で元気で働ける時期は意外と短いもので、パイロットという職業ではなおさらそうであると思われますから、他人事ながら、ここは思い切って新たなステージへと踏み出して行くことも、前向きに検討すべきという気はします。
人生、肝心なところで思い切って一歩踏み出せるかどうかで、その後の人生が大きく変わってくるものなので、おもしろいし、怖い面があります。