オーディンの鴉(福田和代)

http://d.hatena.ne.jp/Fukuda_Kazuyo/20090607
http://d.hatena.ne.jp/Fukuda_Kazuyo/20090908
http://d.hatena.ne.jp/Fukuda_Kazuyo/20091212

昨年、雑誌に掲載された小説ですが、単行本として発売されるそうで、出版元からゲラのチェックを頼まれ、忙しいのでなかなか一気に読めず、昨夜、一通り読了して、コメントを送っておきました。
東京地検特捜部が舞台になっていて、インターネットというものが作品中で大きな位置を占め、今後の捜査機関、特捜部は、こういったインターネットを悪用した脅威にも十分対応できるだけの態勢が必要なのではないかと感じさせるものがありました。ツイッターyoutubeなど、最新のツールも次々と登場し、「今」を感じさせるものがあります。
ストーリーの展開が早く、動きがあって、映像化に向いているのではないかという印象も受けました。映画、2時間ドラマという可能性もあるかもしれません。
なかなかおもしろいので、まだ読んでいなくて興味ある方は単行本で読んでみてください。