http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/12/news017.html
表示される投稿者名は「Googleプロフィール」の氏名で、デフォルトだとGmailの送信者名と同じ。投稿内容は全ユーザーに公開される「一般公開」がデフォルトになっている。Gmail送信者名に本名を設定し、デフォルトのまま利用すると、自分の行動などを本名で公開することになる。
iPhoneやAndroid携帯からGoogle Buzzを利用すると、投稿時に自動的に位置情報が付く。Gmailの差出人に本名を設定し、Googleプロフィールをデフォルトのまま「自宅なう」「会社なう」など投稿した場合、本名付きで自宅や会社の場所を公開してしまうことになる。
この問題はTwitterなどで話題になっており、「意図せず本名や居場所を公開してしまっていた」と投稿を削除したり設定を変えたことを報告するユーザーも多い。
記事にもあるように、以前、グーグルマップでも似たような騒ぎが起きましたが、
グーグル、「マイマップ」の公開設定に注意喚起
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20081106#1225933524
【日本の議論】グーグルの無料サービスに“落とし穴” 「情報」めぐるトラブル多発の行方は
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20081230#1230604417
デフォルトでGmailの送信者名と投稿者名が同一とされているというのはいかがなものかという印象を受けますね。メールの送信者名は、氏名をきちんと表示していることが多く、確かに、Buzzの利用にあたりちょっと注意すれば済む面もありますが、投稿者名と同一、ということを意識しないユーザーが出てしまう恐れもあります（実際に出ているようですが）。
位置情報が自動的に付くということも、意図せず本人や所属が特定されることにつながり、かなり問題があると思います。
グーグルマップの際にいろいろと問題点が指摘されましたが、グーグルは何も学んでいなかった（学ぼうとしていなかった？）という印象を受けるものがあります。もっとユーザーの立場に立ったサービスの作り込みということをすべきでしょう。
