ブログを振り返って(2)(2004年)

2004年7月、8月のエントリーを見ると、警察庁長官狙撃事件の被疑者が逮捕、勾留されたことについて、繰り返しコメントしています。

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040707#p3
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040710 - p4
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040710 - p2
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040719 - p1
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040725 - p1
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040725 - p2
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040726 - p4
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040726 - p6
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040729 - p2
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040801 - p6


オウム真理教関係者の関与が疑われる事件としては、おそらく唯一、未解決のままになってしまっている事件です。捜査に対する私としての一種の「総括」は、一番下のエントリー「警察庁長官狙撃事件・・・何が問題だったか」に凝縮されているように思います。
上記のような逮捕、勾留で勝負を賭け、それが頓挫してしまった後は、捜査状況に関するニュースを目にすることもほとんどなくなりましたが、起きた事件が重大であっただけでなく、このような事件の真相を解明できない、ということも、警察の捜査力に多大な疑問を生じさせる深刻なことなのではないか、と改めて思います。
8月のエントリーでは、

ヤメ検」に刑事弁護を依頼するメリット、デメリット
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040804 - p8

というエントリーもあって、ブログを始めて間がない時期に、既に、元認証官などを中心に群れ集まる「ヤメ検」の閉鎖的なサークルから距離を置き、独自の道を歩もうとしていた自分を改めて感じました。
初期の頃は、インターネットで流れるいろいろなニュースを引っ張ってきて短いコメントを付ける、というスタイルが目立ちますが、徐々に、自分自身の興味や専門等に照らし、ある程度まとまったことを書く、というスタイルに変化していることがわかります。この辺りも、振り返ると懐かしいものがあります。