雑誌、苦境一段と 学研が「科学」「学習」休刊

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20091204AT1D030AQ03122009.html

「十人十色ではなく一人十色だ」。学研幹部は今の子ども事情をこう表する。ゲームやインターネットの普及で、子どもたちが求める情報が細分化。趣味の多様化も進み、男女を分けずに学年で分ける「学年別学習誌」はもはや、時代の変化に合致しない存在となっていた。

私が小学生当時、この「科学」「学習」を愛読していて、次号が発売されるのが待ち遠しくてたまらなかったことが思い出されます。スペースシャトルが、夢の宇宙船として紹介されていたりして、田舎の小学生であった私に、知識だけでなく夢や希望を与えてくれたものでした。それだけに、休刊は残念ですね。
上記の記事にもある通り、「学年別」といった、ざっくりとした分け方では対応できないというのは、「紙」の限界でもあり、やはり、大胆にインターネットに乗り換えて行くことを避けては通れないということでしょう。