遭難:死者10人に、別の登山者の遺体も見つかる 北海道

http://mainichi.jp/select/today/news/20090717k0000e040005000c.html

帯広測候所によると、トムラウシ山頂では15日大雨に見舞われたが、16日はずっと雲がかかり少雨が降っていた可能性が高い。日中の気温は8〜10度とされ、風が強く風速20〜25メートルだったとみられる。風速が1メートル上がると、体感温度は1度下がるとされ、日中でも体感温度は氷点下10度ぐらいだった可能性もある。

業務上過失致死傷罪の成否も、今後、問題になりそうですが、上記のような悪天候を予想しいかなる回避措置が準備されていたか、登山中に適切な措置が講じられる余地があったかということが問われるでしょう。
中高年層の登山愛好者が多くなっていることは、よく報じられていますが、裾野が広がれば、問題のある登山者、登山ツアー等も増えることは避けられず、安全対策ということが、今後、ますます強く求められることになると思われ、また、そうならなければならないと思います。