崩壊した「ニュー・リッチの王国」 未公開株詐欺で逮捕の社長

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090610/crm0906101246017-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090610/crm0906101246017-n2.htm

1室210万ドル(約2億370万円)以上の居住型客船や1本20万円のワインを購入できる高級ショッピングサイトを運営。17年からはプライベートジェット所有クラブを設立したり、海外名門校への留学を斡旋(あっせん)したりと、事業の多角化を進めた。
「富裕層の特性を知り消費意欲を刺激することが、日本経済の活性化につながる」とうたい、19年からは大手出版社から立て続けに本を出版するなど、メディアにも盛んに露出するようになった。20年に出版した「ニュー・リッチの王国」(光文社)は注目を集め、講演会の依頼も相次いだという。

上記の本は、以前、六本木ヒルズ森タワー内の書店で平積みになっているのを見かけたことがありますが、「貧乏暇なし」状態の私には無縁なもの、という防衛本能(?)が働いて、手に取ることもなかったことが思い出されます。ニュー・リッチというネーミングに、何となく胡散臭さを感じたことが思い出されますが、こういった事態になってみると、すべてが巧妙に仕組まれた大がかりな詐欺だったのでは、という疑いも生じるでしょう。
急にお金持ちになると、急に親戚や友達が増えたり、周囲に胡散臭い人間が集まってきたりする傾向があり、そういった中で詐欺被害が生じがちなので、急にお金持ちになった場合はかなり注意が必要ではないかと思います。
とは言え、急にお金持ちになり上記のような状況になるというのは、一生に一度で良いので経験してみたい気がします(笑)。