彦根市長がひこにゃんと松陰の墓参り 150年のわだかまり払拭へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090610-00000518-san-soci

彦根市は昨年から開催中の観光イベント「井伊直弼と開国150年祭」を機に、獅山市長が尊王攘夷派の志士を生んだ都市との友好親善を発案。吉田松陰の墓参について萩市に打診したところ、萩市側は松陰ゆかりの団体の関係者らが出迎えることになった。
墓参には公募の市民と井伊家18代当主で、彦根城博物館井伊直岳館長も参加するという。

ひこにゃんと一緒、というのがおもしろいですね。
吉田松陰は、安政の大獄で刑死しなかったとしても、その後、幕末の動乱の中で、乱を起こすなどして死を迎えていたのではないかという気がします。明治初期の、西南戦争までの間に、次々と士族による反乱事件が起きますが、生きて明治維新を迎えたとしても、遅くともその中で死を迎えたことは確実でしょう。
その意味で、井伊家や彦根の関係者だけが過剰な罪悪感を持つ必要もないと思いますが、ひこにゃんを見つつ心なごませながら、静かに歴史を振り返ってほしいと思います。