<裁判員制度>「できれば参加したくない」過半数に:全国世論調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090519-00000005-maiall-soci

毎日新聞が16、17日に実施した全国世論調査(電話)で、21日から始まる裁判員制度について聞いたところ、裁判員に選ばれた場合「できれば参加したくない」と答えた人が52%に上り過半数に達した。1月の前回調査から6ポイント増え、スタート直前にもかかわらず抵抗感が強まっていることが明らかになった。一方、刑事裁判が「良くなると思う」と答えたのは45%で、「悪くなる」の39%を上回り、制度自体には期待する声が多かった。

現代に蘇った徴兵制のような状態になってしまっていますが、日本国憲法上、

第18条 何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

と定められていて、例えば、法廷でバラバラ殺人事件の死体写真を、これでもか、これでもかと見せつけられたりするのは、「意に反する苦役」そのものではないかと思われます。
上記の記事では、刑事裁判が良くなると答えた人が45パーセントいることが強調されていますが、悪くなると答えた人が39ペーセントと、約4割もいて、これだけの国民に見放された状態で、なぜ実施を強行する必要があるのか、素朴に疑問を感じずにはいられません。