http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090519-00000582-san-soci
前理事長が代表を務める広告会社「メディアボックス」との取引に関して、不必要な業務委託費を支出して協会に損害を与える一方、前理事長側が利益を得ていた疑いがもたれていた。
各種報道を見ていると、ファミリー企業に対し、業務委託等の名目で様々な金が流れ、その中のかなりのものが、架空であったり、水増しされていたり、といった形態のようですから、背任性は比較的容易に肯定できそうな、古典的な、わかりやすい背任事案という印象を受けます。
そういった古典的な、わかりやすい背任が繰り返されていながら、ごく最近まで放置されていたことについて、監督官庁である文部科学省等、責任を持つべき立場にあった関係者の責任は大きく、今後の捜査の中でも、様々な形で問題になる可能性もあるのではないかと思います。
