仕事中にネットで遊ぶと生産性が高まる――豪大学調査

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/03/news056.html

ええ!という感じですが、真面目な研究結果のようです。

同校の経営・マーケティング学部のブレント・コーカー博士は、「Workplace Internet Leisure Browsing(WILB:職場での娯楽のためのネットサーフィン)」をしている人は、していない人よりも生産性が高いと報告している。
この調査は300人を対象に行われ、その結果、仕事中にネットで遊んでいる人は、そうでない人より約9%生産性が高いことが示された。コーカー氏によると、仕事中のネットサーフィンの時間は、職場にいる時間の20%未満が適当という。
調査によると、仕事でインターネットを使っている人のうち70%がWILBをしているという。特に人気のあるWILBは、製品情報の検索とオンラインニュースの閲覧だった。オンラインゲームは5番目、YouTubeは7番目に人気があった。

社員がWILBに引きつけられるのは、人間の集中力が完ぺきではないからだと同氏は言う。「人は集中力を取り戻すために休憩する必要がある。ちょっとネットサーフィンをするなどのささやかな休憩は精神を休めることができ、トータルでは集中力が高まり、結果として生産性が向上する」

私の場合も、仕事の合間にネットでニュース、ブログなどを見ることはありますね。あとは、書籍を中心とする商品の検索、購入手続もすることがあります。それで仕事の能率が落ちているかというと、そういうことは特にないように思うので、この調査結果は、実感としてうなずけるものがあります。
ただ、会社、役所といった場所では、業務に関連性がない、あるいは乏しい使用は制限されている場合が多いので、結果として能率が下がってしまっているということは多々あるのかもしれません。
インターネットの利用を、あまり狭く限定するのも考えもの、ということは言えそうです。