成人式:秋葉原事件の犠牲者の友人ら、「生と死」かみしめ/【震災14年】「20歳の桜子は…」 あの日逝った太陽のような少女

成人式:秋葉原事件の犠牲者の友人ら、「生と死」かみしめ
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090112k0000m040104000c.html

成人式の会場では、藤野さんの話題は出なかった。皆が胸にしまってあるはずだが、誰も口火を切ることができなかったのかもしれない。小学6年の冬。大人になったら一緒に酒を飲もうと約束した。同級生全員が20歳を迎え、酒を飲むことになっている今年3月、女性は藤野さんの思い出話をしようと思っている。

【震災14年】「20歳の桜子は…」 あの日逝った太陽のような少女
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/090111/dst0901112026017-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/090111/dst0901112026017-n2.htm

間もなく14回目の1月17日が巡ってくる。壊れた家は建て替え、区画整理を経た街も姿を変えた。地震後に生まれた翠さんの長男、亮くん(8)が大きくなった分、自分も年をとった。桜子ちゃんだけがいつまでも6歳の笑顔のまま、幸夫さんのまぶたに焼き付いている。

成人式を迎え、今後に人生に大きく期待している人や、それを励ます周囲の人が満ち溢れていますが、その一方で、寂しさを抱いてこの日を迎える人もいて、人生の楽しさ、寂しさといったことをしみじみと感じます。
自分が生きているということを当たり前と考えがちですが、決して当たり前のことではなく、生に感謝し、大切にするという気持ちを持つ必要があると、改めて感じました。