http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081226-00000002-jct-soci
朝日新聞社の赤字決算が新聞業界に波紋を広げるなか、その流れが他の新聞社にも波及してきた。毎日新聞社と産経新聞社が相次いで半期の連結決算を発表したが、両社とも売り上げが大幅に落ち込み、営業赤字に転落していることが分かった。両社とも背景には広告の大幅な落ち込みがある。景気後退の影響で、さらに「右肩下がり」になるものとみられ、いよいよ、「新聞危機」が表面化してきた形だ。
最近も、米国では、
米メディア大手、トリビューン破産申請か LAタイムズなど発行
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20081208#1228701703
という状況で、この流れ、傾向は、今後、日本でもますます強まる可能性が極めて高いでしょう。「紙」離れが進めば、「紙」であるからこそ必要とされている人員、設備等も必然的に不要になり、それらを維持しようとすればするほど採算はとれなくなり事態は悪化します。そういった流れ、傾向が避けられない以上、どこで収益を確保するのか、何を目指すのかといったことを早期に明確にしないと、全国紙を発行している会社は、下位から次第に破たんして行くのではないかと思われます。