日経電子版「強みと弱み」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100329-00000002-aera-soci

なぜ日経は紙主体をやめないのか。
答えは簡単、それが収益の源泉だからだ。新聞の部数も広告収入も減少に歯止めがかからない。有料化電子版はその「下げ止まり」効果を期待する付加価値としてスタートするが、爆発的に読者が見込めるかというと、見通しは厳しそうだ。喜多恒雄社長は会見で目標契約数を「早期で30万」と語ったが、弊誌取材に日経側は「まずは10万」と述べた。電子版の収益だけではとても紙の収益の落ち込みをカバーできないのだ。紙を手放せば経営の根幹が揺らぐ。

日経電子版は、サービス開始後、ちょこちょこと目を通しているのですが、今のところ、これは便利でもう紙の新聞は要らないな、という感じではないですね。
私自身、インターネットやモバイルには慣れ親しんでいますが、「紙」のカルチャーにも慣れ親しんできていて、それなりに定着したライフスタイルがあるので、いきなり、もう紙の新聞は要りません、とは行かないのではないかと感じています。やはり、徐々に転換するということなのでしょうか。
ipadとかキンドルのような専用端末を持ち歩くようになれば、そこに情報が集約されてきて、それを介して電子書籍、新聞を見るという生活習慣が一気に身につくのかもしれませんが、やってみないことには何とも言えませんね。