http://www.j-cast.com/2015/03/11230114.html?p=all
朝日が710万1074部(5.9%減)で、読売が926万3986部(6.1%減)と、明らかに減り幅が他の3社よりも大きい。
毎日新聞社の常務取締役などを歴任し、『新聞社-破綻した ビジネスモデル』(新潮社)などの著書がある河内孝さんによると、両社に共通しているのが、販売コストを削減するために専売店を減らしているという点だ。残り3社についてはすでに配達網の整理や縮小が進んでおり、多少なりとも体力の残っていた2社の衰えがこの1年は目立った、ということのようだ。
私は、日経、朝日を電子版だけで購読し、読売は紙で購読しているのですが、なぜ、わざわざこういうことをしているかというと、長年の新聞購読習慣からなかなか抜けられず、「紙面」を通じてニュースを読むことで頭の中で整理したい意識が強いからで、ニュースを読むだけならインターネットで読めば十分だろうと感じています。上記のような状況は、今後、ますます進むものと思われ、新聞社にとっては辛い状況が続くでしょう。
お金を出して購読していれば、紙、電子版の双方が読めるだけでなく、その記事の背景に関する資料や画像がインターネットで(購読者限定で)見たり読んだりできるとか、今以上に、役立つ付加価値を出さないと、有料の購読者はますます減ってしまう流れは止まらないように思います。記事を作って流して、という、平面的な流れにとどまらない、立体的な情報作り、情報提供が必要ではないかという気がします。