東京裁判判決から60年 冷静な史料研究続々

http://book.asahi.com/news/TKY200812230090.html

これまで、裁判を肯定する「文明の裁き」論と、否定する「勝者の裁き」論が対立してきた。日本の植民地支配や侵略行為を正当化し、「東京裁判はあの戦争の責任を全(すべ)て日本に押し付けようとした」と論文に書いた田母神(たもがみ)俊雄・航空幕僚長(当時)が更迭されるなど、論争は今も続く。
一方で、一次史料を踏まえた冷静な研究も出てきた。

この記事で紹介されている書籍の中で、私が既に入手して、読もうとしているのは、

東京裁判 (講談社現代新書)

東京裁判 (講談社現代新書)

東京裁判―第二次大戦後の法と正義の追求

東京裁判―第二次大戦後の法と正義の追求

ですが、アマゾンで検索していると、

東京裁判を正しく読む (文春新書)

東京裁判を正しく読む (文春新書)

にも興味を感じて、早速、注文しておきました。
「一次史料を踏まえた冷静な研究」を踏まえた上での議論、論争でないと、空疎、不毛なものでしかなく、今後もこういった傾向が続いてほしいと思うとともに、私も、買って積んでおくだけではなく読まねば、と改めて思いました。