OJシンプソン被告に最長33年の禁固刑 9年間は仮釈放もなし

http://sankei.jp.msn.com/world/america/081206/amr0812060840002-n1.htm

判決に先立ち、シンプソン被告は約5分間にわたり「盗まれた自分の持ち物を取り返そうとしただけだ。誰も傷つけるつもりはなかったし、何も盗むつもりはなかった」と、時折涙をこらえるようなそぶりを見せながら寛刑を求めた。しかし、量刑言い渡し後は大きくため息をつき、法廷を後にした。

61歳にしてこの判決ですから、生きて刑務所を出られるかどうかも微妙で、終わったなというのが率直な印象ですね。この人物の転落の軌跡からは、様々な人生の教訓が引き出せそうな気がします。昔々、「タワーリング・インフェルノ」というパニック映画(高層ビル火災を描き、スティーブ・マックイーンポール・ニューマンが出演)に、OJシンプソンが消防士役で出ていて、アメリカンフットボールのスター選手が華麗な転身、と華々しく紹介されていたことが、空しさとともに思い出されます。