今日の法廷

共同被告人(自分が弁護している被告人ではないほうの被告人)の被告人質問がずっと行われていて、後から速記録で内容はわかるものの、メモを取れる状態であれば取るのが習慣になっているので、黙々とメモをとりながら聞いていました。途中での15分程度の休憩を除くと、4時間程度聞いていたことになり、たまに目に入る女性検事もうんざりした表情でしたが、私も、かなりの疲労感がありました。どういう仕事でも同様とは思いますが、この仕事も、必要な資質として忍耐力というものが不可欠であると、裁判所を出て暗い道をとぼとぼと歩きながら感じました。