新幹線ストップ、ハードディスク故障が原因

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081004AT1G0303803102008.html

故障したのは、東京都北区の東京新幹線車両センター内にある自動進路制御装置(PRC)。新幹線運行本部からダイヤなどのデータを受け取り、ポイントなどを制御しているが、28日午前8時過ぎ、HD内の蓄積データが読み取れなくなるトラブルが発生。
PRCにはトラブルの大小を自動で判断し、バックアップシステムに切り替えるソフトが組み込まれているが、HDの情報が読み取れなくなる事態は通常すぐに解消するため、切り替えがプログラムされていなかったといい、復旧に時間がかかったとみられる。

先日、

全日空>搭乗手続きトラブル…認証用データ期限切れが原因
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080918#1221742522

というトラブルもありましたが、上記のJR東日本のトラブルとも、システムを最終的に支えるのは「人」であり、人の想像力や機転が欠如することにより重大な結果発生してしまう、ということを示しているように感じました。
こういった教訓は、単にそれだけで終わらせるのではなく、広く共有され再発防止のため生かされるべきでしょう。