タイの邦人殺害にみえる外こもり生活 海外都市ブラブラ 暮らし10万円以下

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080831-00000051-san-soci

外こもり」とは「目的もなく海外の都市にこもってブラブラしている人」。言葉自体は5年ほど前からあったようだが、閉鎖空間で過ごす引きこもりと違い友人と騒いだりもする。

物価が安いため生活費は月10万円以下。インターネットでの株式投資やFX(外為証拠金取引)などで捻出(ねんしゅつ)していたようだ。

外こもりの姿を著書『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)で描いた旅行作家の下川裕治さんは、世界各地にこもる日本人を「バンコクを中心に約1万人」と推計する。

バンコクを中心に1万人、というのは、かなりの数ですが、時々、外国に行って思うのは、特に何らかの目的がないまま海外に居ついている日本人が意外とすくならずいるな、ということですね。世界的には、この種の「外こもり」の日本人はもっといるような気がします。上記の記事にあるような、インターネットを利用した株式売買など、海外でそのような生活をしながら細々とでも収入を得る方法があって、物価さえ高くなければ何とかやって行けるものなのでしょう。
事件に巻き込まれたからといって、そういった生き方を否定することもないと思いますが、不安定と言えば不安定であり、不安定さにつきまとう種々のリスクということは、確かにあるような気はします。