バンコク爆発、タイ観光業に大打撃・・業界からは「終わった」の声も―台湾メディア

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150818-00000036-xinhua-cn

今回の爆弾爆発ですべてが台無しに。有名な観光地エラワン廟に爆発物が置かれ、多数の海外旅行客が犠牲になった。特に多かったのは中国本土やアジアからの観光客だった。業界からは「タイ経済は輸出も内需も振るわず、観光業が唯一の望みだった。観光客の数もようやく政変前の水準まで戻っていたのに」と悔しがる声が上がっている。

昨日の爆弾事件には私も驚きましたが、現場は、それほどバンコクに行ったことがない私でも、ああ、あそこだ、と見当がつくほどバンコク中心部の様々な人が集まる賑やかな場所で、そうした場所での爆弾事件、多数の死傷者発生による今後の影響には多大なものがあるでしょう。おそらく、反政府勢力が(今のところ特定はされていませんが)テロにより現政権の基盤を根底から揺さぶり大打撃を与えようと企てたものであろうと思いますが、今後の再発も憂慮されるものがあり(今日もバンコク市内で新たな爆弾事件があったとのことで)、バンコク在住者、バンコクへの観光者は十分注意する必要があると思います。
一見、沈静化しているように見えたタイの治安情勢ですが、残念ながら、まだ危険なものがあるということでしょう。