アノ“全裸祭”を文科相が擁護…警察規制に違和感示す

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下帯姿の男衆に交じって主役の男性が全裸で登場する岩手県奥州市の伝統行事「蘇民祭」に対し、県警が「公然わいせつに当たる恐れがある」と警告したことについて、渡海紀三朗文部科学相は15日午前の記者会見で「伝統文化について警察が判断するのはそぐわない気がする」と述べ、違和感を示した。
祭りは13日夜から14日朝にかけて開催。主催の奥州市などは全裸の男性が現れる場面で照明を落として観客から見えないようにしたため、岩手県警水沢署は摘発しなかった。

伝統文化だから何をやっても良い、というわけではありませんが、警察が、「わいせつ」の判断を形式的、画一的に行い安易に取り締まりを行うことについて、文部科学大臣としても警鐘を鳴らしておきたかったのではないか、と推察します。
警察権力の過剰な警告によって、上記のように、「照明を落として観客から見えないように」するという萎縮的効果が現に発生した、実害があった、という見方も成り立つかもしれません。