裸祭りポスター JR東が「待った」…女性が不快感

http://news.livedoor.com/article/detail/3454915/

ポスターは写真3枚を組み合わせ、ひげ面で胸毛の男性がアップに、奥に下帯姿の男性たちを配している。

JR東日本盛岡支社の佐藤英喜・販売促進課副課長は「セクハラが問題になる中、公共の場でのポスター掲示の基準は厳しくなっている」と説明する。そのうえで「単純に裸がダメというわけではないが、胸毛などに特に女性が不快に感じる図柄で、見たくないものを見せるのはセクハラ」と判断したという。

個人的には、このポスターの内容に何ら問題ないのではないか、と思いますが、JR東日本の判断も、理解できなくはありません。と言うのは、駅のような場所で掲示されているポスターは、見たくても見たくなくても、否が応でも目に入るものであり、この内容では不特定多数の中で不快に感じる人がいるかもしれない、と合理的に判断して掲示しない、という「固い」判断をすることは、それなりに理解できると思うからです。
ただ、やはり、問題は判断にあたっての合理性や、判断基準といったあたりでしょう。JR東日本がどういったプロセスで審査を行ったのか、よくわかりませんが、単なる私企業ではなく公共性のある企業であり、特に、本件のポスターは、伝統ある祭りのものですから、そういった諸事情を踏まえたつつ、外部の人々を交えた委員会のような場で審査してもらいその意見も参考に可否を決する、といった措置は必要ではないか、という印象を受けました。