http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200712/sha2007122109.html
中身の入ったワインの瓶で頭部を全力で強打し、凶行に及んだ。
ワインの瓶を使っている、というところが、「セレブ」妻らしいな、と、疲れた頭で思いました。
ＰＴＳＤを原因とした限定責任能力、責任無能力が主張されているようですが、無理があり、焦点は情状面での評価、量刑でしょう。冒頭陳述で、被告人が結婚後も夫以外の男性と交際を続けていたことなどが指摘されていますが、「被害者の落ち度」が強調され、量刑上、大幅に刑が軽くならないように、検察官が苦心して被告人の悪性を立証しようとしている、という印象を強く受けました。
記事にあるような「空虚なセレブ生活」に決別し、地道に、地に足を据えて生きて行くべき人々は少なくないように思います。
