http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2007050402013627.html
――調査で驚いた点は。
「裏の常識がまかり通っていたのが第一。第二に『必要悪だ』と罪悪感が見られない。非はプロばかりにあるのではなく、アマにもおいしい汁を吸おうとする人たちがかなり存在することが分かった」
世の中の物事は、きれいなものはごく僅かで、大体が汚いものですが、きれい、クリーンを装っていればいるほど、建前と乖離した「本音」の部分の汚さ、醜さが際立つものです。アマチュア関係者の汚さ、醜さには、そういった際立つものがあると言えるでしょう。
実名をすべて公表し、一度、すべてを壊滅させた上で、真にあるべき姿を再構築すべきだと、私は思います。そのためのルール作りも、当然、必要でしょう。
春の甲子園、夏の甲子園といったものも、「野球留学」等の弊害を生み出している上、連日の試合で選手を酷使し、しかも、関係者を金まみれの泥沼に引きずり込む原因になっており、廃止も含めて検討すべきでしょう。各都道府県単位で大会を開けば、それで十分という考え方もあり得ると思います。
