いつの間にか消えた…年賀状作りの定番「プリントゴッコ」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150314-00788329-sspa-soci&pos=2

製造元の理想科学工業は、’08年にプリントゴッコ本体のメーカー販売を終了。’12年には、すべてのプリントゴッコ事業を終了した。
「個人が簡単に、あんなに完成度の高い印刷物を作れるものは、ほかにありません」と話すのは、現在もプリントゴッコを使った作品を作る、和文具作家の蛙月庵氏。

私自身は、年賀状を、ずっと印刷屋での印刷でまかなってきているのですが、かつては、プリントゴッコで作った年賀状をよくもらっていて、実に懐かしいですね。プリントゴッコによる年賀状にも出来、不出来があり、これは出来が良いなと感心したり、これはもうやり直すこともできずに出しちゃったんだろうなと不出来さに同情したりと、来た年賀状を見ながら評価(?)するのも楽しいものであったことが思い出されます。性能の良いプリンターで年賀状をきれいに印刷して、ということが普及してできるようになる前に、一世を風靡した、歴史に残る名器と言っても過言ではないと思いますし、デジタルにはないアナログな手作り感、味わいは、多くの人の記憶の中で長く、懐かしく思い出されることでしょう。