死刑執行、その瞬間は…元刑務官が激白(中)

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_04/t2007040321.html

「両手両足の錠は、ばたついて見苦しくならないための措置。ロープの結び目を首の横にするのは落下後、後ろに回って、顔が正面を向くよう計算している」という。
ボタンを押すタイミングも「言い残したいことは?」との問いかけに答え終わってから。途中だと舌をかみ、口から血を流して見苦しくなるからだという。
装置は毎月、作動を確認。砂袋で事前に強度も確認され、床板が落ちなかった場合のために非常用ハンドルもある。実際、刑務官の1人がボタンを押さず、使用されたケースもあった。

死刑執行について、ここまで具体的に語られるのは珍しいでしょう。死刑執行には検察官も立ち会うことになっていて、私は、そういう機会がないまま退職しましたが、立ち会った人が、執行後、かなり憔悴していたという話は聞いたことがあります。
執行する側にとっても、気が重い、辛い業務ということでしょう。そこから、何を読み取るかは、各自の判断だと思います。