http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007032201000534.html
城山作品を網羅的に読んでいるわけではありませんが、１冊あげるとすれば「男子の本懐」でしょうか。「落日燃ゆ」も印象に残っている作品です。
「男子の本懐」の浜口雄幸や「落日燃ゆ」の広田弘毅は、不遇な時代が長く、私自身、社会に出た後、ずっと不遇感を持ちつつ現在に至っていることもあって、かなり共感を覚えつつ読んだ記憶があります。浜口雄幸や広田弘毅のことは、厳しい状況に身を置くと思い出すことがあり、私自身の心の支えと言っても過言ではありません。まだ読んでいない城山作品を、今後はできるだけ読んでみたいと思います。
ご冥福をお祈りします。
