- 作者: 吉田公子
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2006/08
- メディア: 単行本
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昭和60年の日航ジャンボ機墜落事故で亡くなった、元宝塚の北原遙子さん(本名・吉田由美子)について、お母さんが書いた回想です。
私は、この本を読むまで、北原遙子さんについての知識は皆無でしたが、読んでみて、あの事故がなければ、女優としてかなり活躍していた可能性が高かったのではないかと強く感じました。それだけに、ご本人も、無念な気持ちで亡くなったのではないかと思います。
表紙の写真を見るだけでも、大変美しい人だったことがよくわかります。本ブログでも、この事故については、繰り返し触れていますが、歴史に「もし」はない、とはいえ、読みながら、あの事故さえなければ、という思いが改めて募ってきた1冊でした。
ご冥福をお祈りしたいと思います。