9.11映画上映で新たな英雄判明〜オハイオの元海兵隊員、名乗り出る

http://www.usfl.com/Daily/News/06/08/0825_007.asp?id=50187

AP通信によると、刑法を学ぶためマンハッタンに近いニューヨーク州ロングアイランドに住んでいたジェイソン・トーマス氏(32)は、旅客機突入のニュースを聞くと同時に海兵隊の制服をつかんでWTCへ急行。ほかの救助隊員とともに港湾管理局の警官2人を助けた後、「トーマス軍曹」とだけ言い残して別の現場へと向かった。
それ以来自分から名乗り出ることはなかったが、今月上旬に公開されたオリバー・ストーン監督の映画「ワールド・トレード・センター」で「トーマス軍曹」が取り上げられていることを予告編で知ったトーマス氏は、渋々身分を公表した。本人は黒人だが、警察や映画関係者が最後までトーマス氏を見つけられなかったため、映画では白人に設定されている。

ものすごく立派な人がいるものだと、感心しました。「ワールド・トレード・センター」は、是非、観たいと思っているので、このシーンもきちんと観たいと思います。
日本人には、あまりいないタイプですが、おそらく、この人は、記事の中で

妻のカースティさんは、テロの後2週間は毎日、夫に現場に戻らないよう求めたが聞いてもらえなかったと明かしながら、「出会ってから今まで、彼はよきサマリア人(苦しむ人々に惜しみない援助を与える人)のままです」と話した。

という、善意と勇気にあふれた人なのでしょう。